会社案内

私は幼い頃から父親の「弁当屋」をよく手伝っていました。
よく覚えてはいないのですが、最初はおこづかいがもらえるから手伝っていたのかもしれません。

学校から帰ると自宅の隣を改築した小さな厨房で「これならお客さんに喜んでもらえるぞ」と楽しそうに両親がお弁当をつくっていました。
そのお弁当を車に積み込み、幼い私を助手席に乗せ、茅野市の会社を何件も配達しました。
配達先の会社の方に「昨日のお弁当美味しかったよ」といわれた父親が笑顔で「ありがとうございます！」とこたえていて、なんだか自分まで嬉しくなった事を今でも覚えています。
思えばこんな出来事が、今の私の原点になっているような気がします。

2005年、私が当時３２歳の時に父親が創業した株式会社丸中食品の代表を継ぐことになりました。
創業からの事業所向け給食弁当に加え仕出し料理、レトルト食品、そして各施設向けのクックチルの分野を手掛けるようになりました。
今でもあの頃のように「これならお客さんに喜んでもらえるぞ」という想いが土台にあります。

ここに至るまで、たくさんの方々よりお話をいただき、数多くのお料理、お弁当を作らせていただきました。
そのことが現在、弊社の礎になっていると実感しており、心から感謝しております。

「いかにいい仕事をしたかよりも　どれだけ心をこめたか」

弊社が皆様、世の中の役に立つ何かを提供できればと思っております。

株式会社丸中食品
代表取締役　中村　陽之